作品提供:abuabu.photo.grさん、Akihiro Horii(@holly0318aki)さん、a.takeuchi (@side_colorful)さん、@hayanoyuka /早野由香さん、立松祐二さん、長谷川 ルウ(@lll_photo_)さん(順不同)
2022年9月6日 から 2022年12月15日まで開催した
「世界に伝えたい伊勢志摩国立公園~MY Favorite Ise-Shima~」へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品をここに発表いたします。
伊勢市・2022年 夏
伊勢市のシンボル夫婦岩を前景にしようと、打ち上げ場所から約10km離れた二見浦海岸の突堤から撮影。打ち上げ予定の約900発のうち答志島の山を越せたのは僅か数発。岩の上の鳥居にピントを合わせて花火をぼかせる構図を選択。狙い通りうまく切り取ることができました。心に残る夏の思い出です。
南伊勢町・2018年 冬
アオサノリの養殖風景は伊勢志摩地方の冬の風物詩です。全国で三重県の生産量は1位だそうです。沿岸を車で走っていると、リアス海岸、島々の周辺や河口付近、海水浴場等いたるところで養殖風景が見られます。緑の絨毯のようで、とても美しいです。
南伊勢町・2020年 冬
優秀賞を頂き誠に有難う御座います。初めてのコンテスト受賞なので非常に嬉しいです。ここは天体観測のスポットで多くの方が星空を眺めに来ます。展望台があり、オリオンや冬の天の川がちょうど重なっていたので展望台と合わせて撮りました。暗すぎて撮影設定がとんでもないことになりましたが、真っ暗な夜空に星がギラギラと輝いていたのが非常に美しかったです。
志摩市・2021年 春
早春の陽ざしに映える志摩市大王町にある大慈寺の「てんれい桜」が美しい午後でした。2月下旬の少し肌寒い日でしたが、境内には早咲きの桜と菜の花が咲き誇っていました。鮮やかな花の色と青空とのコントラストが印象的で、家族で春の足音を感じることができました。
志摩市・2023年 冬
撮影場所はあづり浜。島の形がゴジラに見える雀島。冬の太陽は島の傍らに沈みます。沈む時に放つ荒々しい光が緩み、優しげな光に変化した時を捉えた写真です。太陽の沈む軌跡によって、火を噴いるように見えたり、光を集めて火の玉を作っているように見えたり。今回はゴジラが光をそっと海に放っているように見えました。
伊勢市・2019年 夏
伊勢神宮の祭典の一つである「御卜(みうら)」の参進を撮影しました。参進とは神職が列をなして神事を行う場所へ向かうことをいいます。雨が降る中、玉砂利を踏み締める音が響き渡り、厳かで緊張感に包まれる光景にとても感動しました。
南伊勢町・2022年 冬
鳥居から見える景色は、綺麗な海と町。登りきった者だけが見える、絶景。山頂は、気持ちがよく、最高のご褒美をもらえた気分になりました。この気持ちを残したく、私も息子も、カメラのシャッターを笑顔で切りました。
志摩市・2022年 秋
大王埼灯台と、その西側に位置する宝門の浜は多くの画家の題材にされるほどの有名スポットです。その有名スポットの後方から満月が昇るタイミングに撮りに行きました。やや寂れた大王崎の町が月明かりに照らされ、哀愁漂うイメージとなり、お気に入りの一枚です。
志摩市・2022年 冬
日の出前、分厚い雲の隙間に段々と太陽の光が入り始めました。灯台の緑のライト、佇む釣り人のシルエット。夜明けを待つ者、待たない者。夜と朝の狭間、雲に阻まれる太陽。灯台の役目は日が昇るまで。日の出前にしか見ることの出来ない景色。混沌とした美しさがそこにありました。
志摩市・2022年 冬
気温が低い冬の早朝、空気が澄んで水平線上に約200km先にある富士山が蜃気楼となって宙に浮いて見えます。蜃気楼の富士山と潮の満ち干きや波の強さによって見え隠れする岩礁や波飛沫や白波、岩の先の木の生命力など雄大な自然が織りなす風景に魅了されました。
志摩市・2022年 秋
伊勢志摩には景観の良いゴルフ場があるので、この日はゴルフに訪問。ゴルフを終え、横山展望台に寄れそうでしたので訪問することに。日曜日で展望台は人が多かったので、少し歩いて見晴らしの良い場所からの一枚。子供の頃習ったリアス海岸はとても綺麗で特徴的でした。
鳥羽市・2022年 秋
鳥羽湾めぐりとイルカ島観光船からの一枚です。リアス海岸とエメラルドグリーンの海そして青い空。爽やかな風を受けながら目の前を流れていく光景を見ながら、颯爽と泳ぐイルカになったような気持ちで撮りました。海の上から見る島々は刻々と見え方が変わってとても美しく、陸地から見るのとまた違った良さがありました。
志摩市・2022年 秋
西側を望むこの展望台からは夕陽や月の入りをはじめ沈みゆく季節の星座を楽しめます。沈みゆく夏の大三角を見送りながら秋の気配を感じました。冬はここから沈みゆくオリオン座が見えてまた違った空の表情が見えます。
伊勢市・2019年 夏
三重県にある伊勢神宮の内宮で撮った写真です。6月の大祓は「夏越の祓」とも言われ、古くから12月の大祓と共に全国の神社でも行われています。この日は大雨で大変な撮影でしたが、その中を歩いていく姿はとても勇ましかったです。
伊勢市・2020年 冬
様々な顔を見せてくれる夫婦岩。この日は、どんよりとした雲でしたが、なんとか朝日が出てくれました。朝焼けのグラデーションと雲の流れを出すために、長時間露光で撮りました。とても綺麗な朝焼けを撮ることができました。伊勢志摩は、とても良い観光地なので、是非行ってみてください。
南伊勢町・2021年 秋
南伊勢町、旧穂原小学校の大銀杏を見に行ったときの一枚です。校舎より大きな銀杏の木、圧巻の秋に感動しました。秋色の大木の下で、子どもたちと ゆったりと秋のひとときを堪能させてもらいました!是非また訪れたい素敵な場所です。
志摩市・2022年 秋
城ノ崎海岸のシンボリックな岩と織りなす潮の流れに魅了されました。この景色をダイナミックに切り取るために海面にまで近づき、更に波しぶきをを浴びながら臆することなく一歩足を踏み入れ何度もシャッターを切りました。
南伊勢町・2022年 秋
南伊勢町にある鵜倉園地の見江島展望台から撮影しました。見江島展望台は駐車場とトイレが整備されており、安心して伊勢志摩国立公園の大自然の絶景を楽しめます。ハートの入り江は恋人の聖地に認定されており、カップルで行かれても楽しめると思います。私が撮影した時間帯は朝でしたが、時間帯によって様々な顔が見られる場所です。天気の良い日に是非訪れてみてください。
南伊勢町・2022年 冬
毎年ここの星景写真が撮りたく、夏銀、冬の星座関係なく撮ってしまいます。いつもは静かな海苔養殖の海でも白魚漁の時期で賑わいつつある海に、綺麗な天の川が姿を見せてくれました。今回の写真はより天の川を強調したのもです。
鳥羽市・2022年 秋
海からの日の出を鳥羽湾内から見ることができるポイントの1つが鳥羽市小浜町にある小浜漁港です。この日は小浜漁港の堤防で海からの日の出を見たあと、昇っていく朝日と赤い灯台を重ねて撮ろうとした時、ちょうど灯台の上で一羽のカモメが羽休め中でしたので、タイミングよくその凛々しい姿も撮ることができました。
伊勢市・2021年 夏
伊勢神宮の祭典の一つである「御卜(みうら)」のワンシーンです。神職が列をなして祭場に向かうことを参進といいます。参進が始まる合図となるのが報鼓と呼ばれる太鼓の音です。その報鼓を手に持ち進む神職の姿を撮影しました。報鼓が鳴るといよいよ参進が始まるという緊張感に身が引き締まりました。
三重の夫婦岩で大注連縄張神事がありました。一切の不浄を祓って夫婦岩の鳥居に献ずる古いならわしです。寒風が波しぶきをあげるようなとても寒い日でした。氏子さんたちが冷たい海水に浸かりながら重い縄を運び、岩に巻きつけ固定してと、その様子を見ていると、とても厳かな気持ちになりました。思ったより時間のかかる大変な神事でしたが「結界の縄」と言われるだけあり重要な伝統的神事を見る事ができとても嬉しかったです。